ヒオウギの花芽

京都・祇園祭の神事は既に始まっていますが、メインは何と言っても17日の山鉾巡行です。(24日の後祭・山鉾巡行もありますが…)
祇園祭の花と云えば、邪気を払うと云われる「ヒオウギ」。

今朝、鉢植えのヒオウギが、花芽と思しきモノの先端を葉の間から出してきました。
「出てきた、出てきた」と喜んでいたところ、夕方には透かして見ると花芽がしっかり見えるほどに成長していました。
どうやら、祇園祭に合わせて、急いで花を咲かせようと努力しているようにも思えます。

ヒオウギ

時季が来ればちゃんと花を咲かせるのですから、植物の生命力は本当に不思議です。
今年は、4株に花芽が付いて伸びています。
来週が楽しみです。

陰陽頭・土御門泰邦(つちみかど やすくに)が宝暦十年(1760年)、京都から江戸へ下る東海道中で食べたモノを記した『東行話説』という道中記が某講座で紹介されました。
その中に静岡名物の「安倍川餅」が出てきました。

安倍川近くの弥勒にあった茶屋「亀屋」の餅について、「世には五文(ごもん)取と云へど、至て小さき豆粉餅を府中の竹細工採子に十椀盛て売なり。されば此所が初ての旅人は、其餅の小きを一文餅の気にて口あたりのよいのにまかせ沢山に喰ひて思ひがけなき大銭をつかふ事なり」と云っています。(一椀五文のものを十椀出す処がミソ?)

土御門泰邦の視点が面白いと思います…。