京都五山送り火

生中継は無いと思い込んでいた「京都五山送り火」が、BS11で午後7時から2時間番組としてオンエアされていました。
午後8時から5分間隔で、大文字、妙法、船形、左大文字、鳥居形と、今年は見事に松明に火が点けられ、それぞれの形がきれいに浮かび上がりました。
土砂降りの雨に見舞われた昨年分の思いも込めた、今年の「送り火」でした。

五山送り火*鳥居形

番組では、点火までの一時間、映像を交えて各送り火の台座の特徴や準備作業などの解説がなされていました。

番組の終わり近くの、明治の初め辺りまで「送り火」は五つではなく十個あったらしいという話しは初耳でした。
今の「五山送り火」の他に、「い」「一」「蛇」「長刀」「竹に鈴」があったらしく、そのように記した文献も紹介されていました。
でも、これらについての公的な記録は残っていないようです。
番組では、更なる情報提供を呼び掛けていましたネ。

製作は京都KBS。ドローンを駆使して、上空からの映像も交えたLIVE中継はしてやったりと云ったところでしょうか。