花三様

今年は植物にとても勢いがあり、花の開花も例年より随分早いような気がしています。

シモツケ(下野)がそろりそろりと咲き出しました。

カラスビシャク(烏柄杓)の苞が立ちました。(全体像は画面に収まりませぬ。)

ハナイカダ(花筏)に種ができています。

志野流香道松隠会全国大会(名古屋)まで一週間となりました。楽しみです!

香道一口メモ・159【丹霞の故事②】

丹霞和尚は仏像を焼いてまで迷信打破につとめたのであった。一方、わが国の南北朝のころ、賭物(かけもの)を出す闘香が流行、それが極端になって、香木で造ったものなら仏像でも仏具でも容赦なく打ちくだいて香の優劣を競ったという。その場合、仏像をくだいて得た香木には丹霞和尚の故事にならい丹霞と名付けたりしたようだ。