ウグイスカグラ

鶯神楽(ウグイスカグラ)の花が咲いています。

写真では大きく見えるかもしれませんが、ラッパ状の花長は2cm程度で小さな花です。
鶯が鳴く頃に花を付けるからでしょうか、茶花としても珍重されているようです。

名前の由来はよく知りませんが、鶯が小枝をコチョコチョ動く姿を神楽の舞いに見立てた?あたりが何だか面白そうです。
枝はあちらこちらと藪になりやすく?、鶯にとっては恰好の隠れ場所と云えそうです…。

そう云えば、3,4日前に鶯の鳴き声を聞きました。
お上手でした。ハイ!

香道の心得 ◆彌生◆ (4)

 さて、普通香炉は、柄、釣り、置き用に大別します。柄香炉は長い取っ手が付いていて仏事に。正倉院御物のそれは紫檀金鈿の柄に金象嵌を施し水晶玉をおいた豪華なものです。釣香炉には金属、陶磁、木製の鞠、舟、冠形などがあり、床の間の天井から数本のくさりか、色紐でつるし〝空炷き〟専用とします。陶磁や木製品ですと雲錦や花唐草などが描かれていたりして非常に美しく室内を引立てます。