「和楽会」は、季節の移ろいと共に和の文化を楽しむことを目的として、2001年から始まりました。
月一回、美味しいお菓子と設えを楽しみながら、一服のお茶をいただいています。(時には香も…)

◆第220回 「祇園祭の頃」 2019.07.24

  

[主菓子]夏衣(川口屋)/[干菓子]祇園祭(竿灯・団扇)/[花]ヒオウギ

今月の和楽会は、京都・祇園祭後祭の日と重なりました。干菓子の団扇は八坂神社の紋。
掛物の画賛は御神輿洗いに楽日。掛け花入れは祇園祭の花、邪気を払うヒオウギでした。


◆第219回 「梅雨の頃」 2019.06.26

  

[主菓子]濡れ燕(両口屋是清)/[干菓子]青楓・氷室(三英堂)/[花]半夏生

主菓子はかるかん製、表面に「雨粒」が数滴見えます。掛物は「清水」(蘇人和尚筆)。
釣舟の花入は下に置いて「泊り舟」の趣向です。(釣れば、出舟・入舟となりますが…)


◆第218回 「初風炉」 2019.05.22

  

[主菓子]令和(美濃忠)/[干菓子]花菖蒲・柳 /[花]姫ヒオウギ・矢車草・他

風炉の季節を迎えました。掛物は蘇人和尚筆「動中静」(どうちゅうのじょう)。
干菓子は大徳寺・黄梅院を拝観した帰りに松屋藤兵衛で味噌松風と共に買い求めたもの。


◆第217回 「炉の名残」 2019.04.24

  

[主菓子]花菖蒲(鶴屋吉信)/[干菓子]琥珀市松(鶴屋吉信)/[花]黄エビネ

干菓子のコハクは到来物で絶品でした。吊り釜に旅箪笥の取り合わせは定番でしょうか…。
吊り釜は炉の季節の名残り。畳を入れ替え、気持ちを入れ替え、風炉の季節へと移ります。


◆第216回 「利休忌」 2019.03.27

  

[主菓子]花吹雪(両口屋是清)/[干菓子]貝寄せ・波紋/[花]菜の花

主菓子はこなし製でお洒落なデザインです。水の形には波紋・流水・飛沫の三通りあるとか…。
菜の花が利休忌に合わせたかのように咲いてくれました。


◆第215回 「春近し」 2019.02.27

  

[主菓子]窓の梅(両口屋是清)/[干菓子]鶯・梅/[花]柳・松・桃・霞草

床の掛物は寿老人画賛「福ろく寿ながきかしらをのんどりと春の日かげにくらべぞ見る」
置き物は上賀茂神社の「葵の御鈴」、お棚は好文棚でした。


◆第214回 「稽古始め」 2019.01.23

  

[主菓子]下萌え(両口屋是清)/[干菓子]梅・笹/[花]柳・松・西王母

床の掛物は「春入千林處々鶯」(明道筆)。重ね羽子板でちょっぴり新春気分も…。
主菓子はかるかん風。また新たな一年が始まりました…。


◆第213回 「歳暮の茶」 2018.12.26

  

[主菓子]和菓子でXmas(両口屋是清)/[干菓子]黒糖・他/[花]紅白侘助・小手鞠照葉

床の掛物は定番の「無事是貴人」(蘇人筆)。黒糖はいただきもので沖縄の波照間島産。
黒糖は口に入れると日本最南端の潮風を感じます。「和菓子でXmas」は両口屋ならではの品。


◆第212回 「開炉」 2018.11.28

  

[主菓子]亥の子餅(花桔梗)/[干菓子]吹き寄せ/[花]紅葉・西王母・炉開き

今年もまた炉開きを無事に迎えることができました。『日日是好日』を思いだします…。
掛物は「関 南北東西活路通」(昌道)です。


◆第211回 「名残(なごり)」 2018.10.31

  

[主菓子]栃羊かん(平井菓舗)/[干菓子]琥珀・紅葉/[花]高野帚・藤袴・石蕗

栃羊羹は京都・美山からの到来物で栃の実入り。コウヤボウキは毎年この時季に花を咲かせます。
10月も今日で終わりという日の和楽会、そろそろと炉畳に入れ替えです…。


◆第210回 「月見の頃」 2018.09.26

  

[主菓子]京鹿の子(両口屋是清)/[干菓子]月、雁来紅、里芋/[花]薄、萩

床の掛物は中国・西安へ旅行した時の記念品で、阿倍仲麻呂を偲ぶ李白の七言絶句です。
二行七文字の定型となっていますが、二行目真中あたりに(明月)の文字が見えます。
晁卿衡(ちょうけいこう)を哭(こく)す  李白

日本晁卿辞帝都
征帆一片繞蓬壺
明月不帰沈碧海
白雲愁色満蒼梧

※晁衡は阿倍仲麻呂の中国での名前とか…。


◆第209回 「仙遊之式」 2018.08.22

  

[主菓子]浜土産(はまづと)(亀屋則克)/[干菓子]金魚・水/[花]廻り花

・廻り花の飾り残しは、矢筈薄、クルクマ、トルコ桔梗。
・炷いた香木は[羅国]と[真那蛮]の二つ。
・濃茶は小山園の「雲鶴」、薄茶は柳桜園の「珠の白」。


玄関:「瀧」短冊画
寄付:「須磨」色紙画賛
香合:「蜑(あま)小舟」
本席:「清水」横掛物
茶入:銘「浦島」
茶杓:銘「もやい綱」
仕服:「伊予簾錦」
薄器:金輪寺「鵜飼に撫子」

いただき物の茶入に「浦島」の銘を付けて「水」をテーマに道具を組んでみました。
杣(そま)に遊ぶ人と云っても、矢張り命の源は「水」かと…。


◆第208回 「祇園祭の頃」 2018.07.25

  

[主菓子]夕かほ(両口屋是清)/[干菓子]糸巻・撫子・蘭奢待/[花]金水引・檜扇・槿

梶の葉と干菓子の糸巻でちょっぴり七夕気分。掛物は祇園祭行事「神輿洗い」の画賛です。


◆第207回 「梅雨の頃」 2018.06.27

  

[主菓子]蛇の目(両口屋是清)/[干菓子]蛙・雨滴・傘・水/[花]半夏生

「蛇の目」は名古屋三越限定販売の上生菓子です。床の半夏生が入れてある籠は「鉄線籠」。


◆第206回 「初風炉」 2018.05.23

  

[主菓子]新樹(両口屋是清)/[干菓子]青楓・水/[花]紫露草・シモツケ

初風炉。初夏の爽やかな風が席を吹き抜けていくイメージです。「露衣風心」の境地?


◆第205回 「炉の名残」 2018.04.25

   

[主菓子]かぶと(花桔梗)/[干菓子]小蝶・兜・鯉幟/[花]黄エビネ

炉も今日でお仕舞い。表千家流では4月が吊り釜で、旅箪笥は定番の取り合わせのようです。


◆第204回 「利休忌」 2018.03.28

  

[主菓子]弥生巻(両口屋是清)/[干菓子]蕨・土筆・水/[花]菜の花

利休の月命日に重なりました。両口屋さんの「弥生巻」は50gの生菓子です。


◆第203回 「雛祭る頃」 2018.02.28

  

[主菓子]巻紅梅(両口屋是清)/[干菓子]ひな飾り/[花]蠟梅、椿

今日の抹茶(濃茶用)は丸久・小山園の「天授」。銘柄そのままのマッタリ感でもう絶品です。


◆第202回 「稽古初め」 2018.01.24

  

[主菓子]手鞠(両口屋是清)/[干菓子]麩焼・州浜/[花]若松

今年の稽古始めです。気持ちも新たに、また茶の湯文化と触れあう一年にしたいと思っています。


◆第201回 「歳暮の茶」 2017.12.27

  

[主菓子]寒椿(花桔梗)/[干菓子]雪だるま・都鳥(奈良屋)/[花]西王母

初雪があり、草木には雪がつもりました。岐阜・奈良屋の干菓子はメレンゲです。


◆第200回 「炉開き・200回記念」 2017.11.22

  

[主菓子]亥の子餅(たねや)/[干菓子]吹き寄せ/[花]椿(侘助・炉開き)、紅葉

200回を記念して眠っていた真台子を取りだしました。火を入れ、心新たに炉開きです。


◆第199回 「名残の秋」 2017.10.25

  

[主菓子]唐錦(両口屋是清)/[干菓子]薄紅葉、麩焼煎餅/[花]コウヤボウキ、ホトトギス

唐錦はこなしで赤の発色が鮮やかです。麩焼煎餅の銘は「おむろ」、焼印の菊は十六弁…。


◆第198回 「月見の頃」 2017.09.27

  

[主菓子]栗きんとん(すや)/[干菓子]月兎、菊/[花]尾花、萩

中秋の名月は10月4日ですが、ひと足早く月見の気分で…。(栗名月の時でも良かった?)


◆第197回 「銷夏」 2017.08.23

  

[主菓子]浜土産(亀屋則克)/[干菓子]青楓、瓢、流水/[花]朝顔

京都・亀屋則克の琥珀糖「浜土産」は夏定番のお菓子。大徳寺納豆が甘さに深みをもたらしています。


◆第196回 「祇園祭の頃」 2017.07.26

  

[主菓子]夕かほ(両口屋是清)/[干菓子]撫子、団扇/[花]金水引

京都・祇園祭には数回出かけましたが、最近はBS8のライブ中継を観る事にしています。


◆第195回 「ホタル飛ぶ」 2017.06.28

夕顔 葦と鷺 半夏生

[主菓子]夕顔(両口屋是清)/[干菓子]葦、鷺/[花]半夏生

梅雨明けが待たれます。寄付には「蛍」の色紙。主菓子「夕顔」は三越限定販売?の品。


◆第194回 「初風炉」 2017.05.24

落し文 藤、水 紫露草
[主菓子]落し文(鶴屋吉信)/[干菓子]藤、水/[花]ムラサキツユクサ

風薫る5月は、気分も新たに初風炉です。溜塗りの釣瓶の水指を合せました。


◆第193回 「炉の名残り」 2017.04.26

  
[主菓子]きんとん(鶴屋吉信)/[干菓子]蝶、桜/[花]エビネ

表千家流では、四月に釣釜を掛けることが多いようです。旅箪笥は定番の取り合わせでしょうか。


◆第192回 「利休忌の頃」 2017.03.22

  
[主菓子]野の花(美濃忠)/[干菓子]鳥、土筆/[花]菜の花

三つ具足に「供茶」を捧げます。小棚は溜塗りの四方棚です。


◆第191回 「雛祭る頃」 2017.02.22

  
[主菓子]桃李(鶴屋吉信)/[干菓子]梅、おいり/[花]桃、菜の花

立雛の掛物に好文棚、左馬の水指の取り合わせです。桃と李は陰陽五行では西と東でしょうか。


◆第190回 「稽古始め」 2017.01.25

  
[主菓子]福の春(鶴屋吉信)/[干菓子]一富士二鷹三茄子/[花]若松

端紅及台子に朱手桶、青磁の杓立、建水、蓋置を取り合わせた初釜です。掛物は寿老人画賛。