I.M.ペイ

MIHO MUSEUMで開催中の特別展「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」は明後日19日まで。
特別展を見に行ったのは先月19日でしたから、あれからもう一ヶ月も経ったことになります。

※『茶道雑誌』5月号より

龍光院の寺宝の数々は深く印象に残っていますが、それと共に美術館自体もまた印象に残る建物でした。
設計者はI.M.ペイ氏で、あのルーブル美術館入口のピラミッドを設計した人です。
そのI.M.ペイ氏が亡くなったという記事が朝日新聞夕刊に載っていました。

MIHO MUSEUMの玄関ロビーです。

左側に腰かけている人が見えますが、座っているのは無垢の分厚い一木(欅?)で、有名な数寄屋大工・中村外二(1906~1997)の作と音声ガイドで聞いた覚えがあります。
一事が万事、「美」という観点で貫かれている建物のようでした…。

美術館パンフレットに載っている玄関ロビーの写真です。(木の腰かけも写っています)