亥の月・亥の日・亥の子餅

今日11月20日は旧暦の亥の月(十月)最初の亥の日に当たり、亥の子餅を食す習いになっています。

また、11月7日のblog[立冬・開炉]でも記しましたが、昔は亥の月・亥の日に炉を開いたと云われています。

というわけで、亥の子餅を買い求めました。

名古屋三越「花桔梗」の「亥の子餅」です。

少なくとも今日までは、どのお店も亥の子餅を販売しているに違いないと思っていたのですが、意中の老舗は販売終了とのこと…。

11月の炉開きに合わせるとなると、需要は今月上旬でもう終わっているということなのでしょうか。

今日まで販売しているお店に拍手です。パチ、パチ!!

亥の月・亥の日をお祝いして、名古屋三越デパ地下で長万部のウニ丼を大奮発してしまいました。

先月中旬の志野流香道松隠会全国大会と旅行を思い出しながら、北海道の幸を美味しく頂戴しました。

早いもので、全国大会からもう一ヶ月以上経ってしまいました…。

香道一口メモ・67【香炉⑤】

火取り香炉=上部は金属製の網状の火舎(ほや)。下部は内側を金属張りにしたあこだうり形の木製品。多くは漆塗りし、らでんをはめ込み、梨(なし)地、まき絵をする。香道では香を聞く際、勝手で香たどんを取り入れて香室に運び、聞香用の香炉に移すまでの用とする。手にのるほどで大小さまざま。これに銀製の切り子頭の「火取りばし」を添える。

※火取香炉(桑)

※鳩居堂カタログより。

※火取箸の切り子頭