やっとかめ文化祭

今年で6回目になるという名古屋「やっとかめ文化祭」。

名古屋弁の「やっとかめ」は「久しぶり」の意味だそうで、「八十日目」即ち「八(や)十日(とうか)目」の字をあてるとか…。
文化祭の行事としては、御座敷ライブ、辻狂言、ストリート歌舞伎、講談などなど盛りだくさんで、名古屋市内のあちらこちらで今月末から開催されるようです。

「まちなか寺小屋」部門では、見て・聞いて・体験する「ナゴヤ学」の一つとして、志野流香道の講座「源氏三恋香」が催されるようです。
公式HPに紹介されている内容を見ると、従来通りの「聞香」形式ではなく、部屋一つを一つの香炉に見立てるような新しい発想のもとに組まれた香の楽しみ方になっているようです。

以下は、公式HPから該当部分を引用したものです。
「源氏三恋香」のページはこちら → http://yattokame.jp/2018/terakoya/309.html

源氏物語に登場する「空蝉」「夕顔」「紫の上」をイメージする香りを、志野流香道若宗匠がアレンジし、3つの部屋にそれぞれのイメージの香りを薫きしめます。最後の4つ目の部屋で薫かれている香りは3人のうちの誰なのか…。1000年前の都に香りでタイムスリップし、当時の恋物語を五感で楽しみます。

日時:11月4日(日)①12:30〜13:30 ②13:30〜14:30 ③14:30〜15:30 ④15:30〜16:30
場所:白鳥庭園 清羽亭(地下鉄名城線「神宮西」駅4番出口より徒歩10分)
料金:3500円(別途入場料が必要)
定員:各18名
講師:志野流香道21代目家元継承者 蜂谷宗苾

楽しそうな香りの催しです…。(^O^)


※「夕顔」…『名画で読む源氏物語』(大修館書店)より