思いが止まらない
朝刊のコラム、鷲田清一の「折々のことば」。
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「思いが止まらない」 大樋陶冶斎(十代大樋長左衛門)
金沢の陶芸家、十代大樋長左衛門は御年89歳。代を譲った後も新作展を開く。なぜそんなに次々と作品が創れるのかと取材で問われ、こう答えた。(以下略)
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似たような言葉は何度か聞いたことがあります。
作曲家の三木たかしは、
「天から音符がどんどん降りてくる」と何かの歌番組で語ったことがあります。
前衛陶芸家の知人は、
「創作アイディアは泉のように湧き出てくる」と云っていました。
芸術家と呼ばれる方々はかくの如しです。
東博で開催中の「茶の湯」展には、名碗が惜しげもなく多数展示されていますが、光悦の赤楽「毘沙門堂」には、心惹かれるものがありました。
思わず「乙御前も一緒に見たい!」と思いましたネ。(o^-^o)
(画像は「茶道美術全集」より、毘沙門堂)