小寒・寒の入り

今日は(今日から)二十四節気の一つ「小寒」、いよいよ寒の入りです。

カレンダーに小さな雪だるまと芹の絵が書いてあります。
七十二候の「芹乃栄」(せりすなわちさかう)は「芹が青々と生えている」と暦には説明書きがあります。

「小寒」の説明書きです。
///一年で一番寒い時期である「寒」の前半に当たり、各地で雪が降り、池や沼湖が氷結する。小寒に入って4日目を「寒四郎」といい、麦の厄日とされた。また9日目を「寒九」といいこの日に雨が降ると豊作とされた。///

明日は1月7日、人日(じんじつ)の節供・七草の節供です。
お店で買った「春の七草パック」がスタンバイしています。(^O^)

香道の組香などに引かれている和歌の出典については、個人的にとても興味があります。

組香の趣旨にあった都合のよい、最も相応しい歌が引かれているのでしょうが、昔は全て書き写しでしょうから、何を底本として書写したかによっても、語句が微妙に異なっていることはままあることだと思っています。

例えば、「君が代…」の歌。

| 『古今和歌集』巻第七 賀歌 343
| 題しらず  よみ人しらず
わが君は千世にやちよにさざれいしの いはほとなりてこけのむすまで

| 『曾我物語(仮名)』巻六「弁財天の御事」
君が世は千代に八千代をさざれ石の 巌となりて苔のむすまで

「君が代…」の歌については、Wikipediaなどに由来を含めて詳しく記されています。

今年は、歌の出処をのんびり探してみようかな…と思っています。