ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウ(蔓日々草)がコンクリ壁に張り付くように咲いています。
植えた覚えはないのですが、蔓が外から伸びてきて増えたのか、すっかり定着しています。

ツルニチニチソウ

繁殖力の強い帰化植物のようですが、増えていかないように、毎年切って切って切り詰めて、とにかく蔓が延びていかないようにしています。

この花が茶花として使われることを知ったのは、今は亡き表千家・堀内宗心宗匠が(まだ宗完を名乗っていた時代ですが…)、身近にある日常の花を茶花にと云う趣旨の下で使われ、その後、別の方も用いられたからです。

蔓性の植物ですから、入れるには技術とセンスが要求されそうです。(o^-^o)

ところで、某所の花入に「花筏」が入っていました。
よくよく見ると、葉の中央についている花は、どれも一つだけです。
そうなんです、雌株の花筏でした。