八十八夜・金と銀の国ジパング
今日は八十八夜。
立春から数えて八十八日目の日です。
「八十八夜の別れ霜」と云われ、これから農家では種まきの季節を迎えるそうです。
なんでも、米という字を分解すると八十八になるところに、この日が由来するとか…。
お茶どころでは、茶摘みが盛んになる頃で、ネット上には「あかねだすきに姉さんかぶり」の女性が茶摘みをしている写真がのっていました。(o^-^o)
徳川美術館では企画展「金と銀の国ジパング」を催していました。
蓬左文庫に展示してあった金銀の貨幣は質、量とも圧巻で、大判、小判がザックザクでしたネ。
また、純金、純銀の器は尾張徳川家の十八番ともいえる内容でした。
本館展示室は、仏像をはじめとして巻物、料紙、屏風、調度品、着物に至るまで、金銀が用いられているものがジャンルごとにドドーンと展示されていました。
徳川美術館の総力を結集したような、力の入った企画展でした。
帰りに見つけたのがカラタネオガタマで、裏門近くの通路脇に4,5本植えてあり、花をたくさん咲かせていました。
花が甘~い香りを放つモクレン科の常緑樹です。
オガタマノキは古今伝授の三木(オガタマノキ、メドニケヅリバナ、カハナグサ)の一つとして知られていますが、その「唐種」版と云ったところでしょうか。
GW期間中の平日とあって、混雑することなくゆったりと見学できたのはラッキーでしたネ。(o^-^o)
そうそう、館内の喫茶室で、抹茶と花桔梗の和菓子「鯰尾藤四郎」をいただいたのですが、楊枝が「鯰尾藤四郎」の刀剣という凝りようでした。
切られはしないだろうか、と恐るおそるお菓子を口の中へ運んだのでした。(o^-^o)