MOA美術館①-国宝
雨の中、熱海のMOA美術館へ行ってきました。
「茶道雑誌」5月号の特集が「新装MOA美術館をたずねる」と題して、光琳「紅白梅図屏風」、仁清「色絵藤花文茶壺」等々の、所蔵の名品を紹介していたのを契機に、「善は急げ」とばかりに訪れたものです。
現在、同館が所有している国宝は、上の二点と「手鑑 翰墨城(かんぼくじょう)」の計3点。
他に、重文66点、重要美術品46点を所蔵し、約3500点のコレクションを誇る壮大な!美術館です。
そうそう、あの「黄金の茶室」を常設展示している美術館でもあります。
入館してから、計7基のエスカレーターを乗り継いで上り、やっとギャラリー棟に達すると云う、国内はもとより世界にも?例をみない構造の建物です。
晴れていれば、フロアーからは眼下に海がみえる絶好のロケーションでしょうが、今日は残念ながら雨模様でした。(それでも、微かに海が…)
美術館の所蔵品は撮影OKという計らいには驚きましたが、遠慮なく写させていただきました。
(紅白梅図屏風)
(色絵藤花文茶壺)
(手鑑 翰墨城)
とりあえず、国宝3点の写真です。(o^-^o)
国宝3点の中で、個人的に最も感動したのは「手鑑 翰墨城」。
道真、道風、行成、公任などなど、古筆切が311葉収められている手鑑が現存しているわけですから、これはもう素晴らしいの一言です。
続きは後日ということで…。(o^-^o)