たたら侍+絲原記念館

朝刊に明日公開の映画「たたら侍」の全面広告が載っていました。

たたら侍

「ご縁の国 しまね」とタイアップした宣伝ですが、写っている三人の俳優は知らない人ばかり、と思いきや所属をみると三人とも「EXILE」とありました。

徳川美術館を訪れた時にも、玄関ロビーに宣伝ポスターがありましたが、こちらは徳川美術館の刀剣とタイアップしたものでした。

右下にQRコードがあり、アクセスしてみると、島根県の観光案内HPで「たたら侍」もちゃんと一役買っていましたネ。

ところで、「たたら」とは?
うんちくは、日立金属のHP「たたらの話」に詳しく載っています。(島根県安来市には日立金属安来工場があります)

http://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/index.htm

さて、江戸時代に「たたら製鉄」が行われてきた奥出雲町に「絲原記念館」があります。
たたら製鉄の過程が解りやすく展示されている館です。
以前、松江観光の際に、山間の絲原家まで足を延ばして見学したものです。

絲原家は、江戸時代に松江藩から名字帯刀を許された、たたら製鉄の頭取(元締め)のような存在で、格式の高い名家だったようです。

絲原記念館のHPは多岐にわたっていますがアドレスは以下の通りです。

http://www.itoharas.com/?page_id=27

広大な敷地・山林には、散策路が設けられていて、「洗心之路」という扁額を掲げた門があります。
揮毫したのは、裏千家・坐忘斎家元とあります。

実は、絲原家に興味を持ったのは、婦人画報だったか、家庭画報だったか、どちらか忘れましたが、「名家を訪ねる」というような企画があり、そこに絲原家が紹介され、手づくりの笹でくるんだ美味しそうな「粽」の写真も載っていたからでした。(ご縁のある関係者に配られるものとか…)

食い意地が張っていたのか、ずっと頭の中に残っていて、松江観光の際に訪れたというわけです。

そうそう、「粽」と云えば、京都・川端道喜の吉野葛でつくった「水仙粽」が絶品です。(お値段も絶品ですが…)

あぁ、急に食べたくなってきました。(o^-^o)