水辺+山荷葉
某所の床に掛っていたのは色紙。
「水邊晩涼○」の最後の文字は何と読むのでしょうか。
禅語大辞典には載っていない文言で、結局のところ、「多」と云う文字で落ち着きました。
「水邊晩涼多」で「水辺に晩涼(ばんりょう)多し」といったところでしょうか。
約一名によると、文字の区切りについては、一応の目安があるそうです。
五文字の場合は、二文字+三文字でくぎり、
七文字の場合は、四文字+三文字でくぎってみるという読み方です。
上の色紙に当てはめると、五文字ですから、水辺+晩涼多といった具合です。
勿論、全てに当てはまるわけではありませんが、困った時の神頼み?程度にはなるかもしれません。
今日の床に飾ってあったお花は賑やかでした。
山荷葉(サンカヨウ)、ルリトラノオ、京鹿子、ホタルブクロの四種です。
山荷葉は、山の荷葉(ハスの葉)という意味で名付けられたようです。
昔、上高地から穂高を目指して歩いた時に、明神付近で見た覚えがあります。
今でも、上高地、明神、徳沢園、横尾、涸沢、穂高・槍とルートをたどれば、景色が鮮やかによみがえってきます。
懐かしい…。