土用の丑の日は

土用の丑の日にはウナギのかば焼きを食べるという、何時のころからか身体に摺りこまれている習い通り、鰻丼がテーブルに並びました。

鰻丼

市販の蒲焼はタレがかかり過ぎているので、一度お湯をかけて表面の余分なタレを流し落し、同時に身もふっくらさせて、それから蒲焼に付属しているタレを再度掛けるのが、サッパリと美味しく頂くコツなのだそうです。
料理研究家の土井善晴さんが某番組でそう云ったということを聞いて、夕食で早速試したところ、本当にその通りでした!
薬味は、ねぎと大葉と山椒の実です。

エレキテルの平賀源内先生のアドバイスに従い、土用丑の日に「う」のつくウナギをお店で出したら大当たりしたということから広まったと云われる、鰻の蒲焼の風習。(「う」の付くものなら、梅干しでも、うどんでもいいのですが、夏バテ防止なら矢張りウナギの蒲焼?)
平賀源内先生の時代からとなると、それでも200年余の歴史はありそうです。

まぁ、迷信の類なのでしょうが、軽くあやかった、といったところでしょうか…。