お盆の迎え火
陰暦七月十三日~十五日に行なわれていたお盆(盂蘭盆)も、現在では月遅れのお盆として8月13日~16日(15日)にかけて行なわれることが多いようです。
世の習いに従って、夕方、麻の皮をはいだあとの茎、苧穀(おがら)を焚いて先祖の霊を迎える「迎え火」をしました。
盂蘭盆の歴史は古く、公に行なわれたのは約1400年前の推古天皇の時代だそうです。
ところで、送り火の行事として有名な、京都「五山の送り火」(大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形)は毎年16日に行なわれています。
昨年はNHKが大々的に生中継をする予定でしたが、点火の頃から土砂降りの雨に見舞われ、残念ながら「大文字」は雨の簾(すだれ)の向うで画面に映ることはありませんでした…。
今年は前宣伝を見聞きしないので生中継はないようですが、当日は大勢の観光客で賑わうこと間違いなしですネ。
送り火と聞くと、JR京都駅の屋上から五山の送り火全てを見た記憶が蘇ります。
暑かったぁ~。