鵜の家・足立

お盆休みの一日、長良川上流の小瀬の「鵜の家・足立」へ出かけました。
ここは「鵜飼香」を記事にした時、鵜と鮎の習性について、HPで納得のゆく説明がなされていた家です。
宮内庁式部職の肩書を持つ鵜匠の家であり、アユ料理を堪能できる食事処を持つ家でもあります。
家の裏手は長良川に面しており、鵜飼舟の乗り場にもなっていました。
お昼時、川の中には10人近く入っていて、鮎釣りの最中でした。

*長良川

玄関から裏口へと通ずる途中の中庭に、鵜飼で使う鵜が20羽程放し飼いにされ羽を休めていました。
近寄っても驚かないし、逃げもしません。人に馴れきっています。

予約していた食事は、鮎、鮎、また鮎でした。
鮎の料理は5種類出され、鮎を堪能しました。

*甘露煮(鮎の背が手前です)

*塩焼き

*田楽

*天ぷら

*鮎雑炊

写真のように、この家では、鮎は背を客側に向けて出されます。
なんでも、三代前の十五代当主が、「海原・川瀬」ならぬ「海腹・川背」ということで、海魚は腹を客側に、川魚(鮎)は背を客側に出すようにしたそうです。

ともあれ、アユ料理と鵜を堪能しました。