カラー雁皮紙を切る
この夏、紙屋さんで購入していた「カラー雁皮紙」を規定の大きさに切ることにしました。
参考にしたのは、昨年の志野流香道全国大会記念品で、京都・唐長のキラ摺りの紙です。
奉書紙大の一枚の「カラー雁皮紙」から、3×6=18枚を切りとることができました。
実際に切って思ったことは、これは「切るもの」ではなくて「買うもの」であるという、当たり前?のことでした。
寸法を測って、用紙をカッターで切るわけですが、けっこう神経を使う作業になりました。
まぁ、わずか一度だけですが、実際に切ってみたのだからもうOK!です。
そうそう、キジバトの来訪は三日連続とはなりませんでした…。
香道一口メモ・72【銀葉(ぎんよう)】
香の燃焼防止と香の立ちをよくする用品。銀葉と書くことが多い。初期のものは唐製の玉、石、土片か、打ち延ばし花形、葉形に切った金、銀の薄片。その後は金属で縁取りした雲母(うんも)を専用している。これを納める小箱が「銀葉箱」。青貝か夜光貝を菊形に切った座を足付きの板に張り付け、銀葉を並べる具を銀葉盤という。
※(注)原文タイトルの銀の文字は、偏は王、旁は艮です。
※銀葉盤(鳩居堂カタログより)
※銀葉箱・銀葉