知足

足ることを知ること。
自分の本分に安んじて、貪りを捨てること。

昨日のEテレ「趣味どきっ!茶の湯表千家」の第四回「炭と灰」で、広間の床に掛けられていた横物の「知足」です。

これで知足とは驚きです。
『茶席の禅語大辞典』にも、同じ言葉が載っています。

崩し方は人によって実に様々です…。

炭手前では、丸灰に長火箸で筋を付けた「掻き上げ灰」を映していました。
10月、名残の頃の鉄風呂で、丸灰に押えた灰に限って掻き上げるもので、季節の移ろいを感じさせる景色となっています。

※番組テキストより

美しいです…。