名城市民茶会2018秋

秋の名城市民茶会に出かけ、志野流・堀口宗然氏と裏千家・庄司宗文氏のお席に入ってきました。

猿面席の志野流は三席待ちでしたが、待合・廊下・本席と大御所K先生と御一緒する事になり、いろいろな話を聞くことができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
昭和20年5月の名古屋大空襲で名古屋城が炎上する光景の記憶、御深井焼と御深井町の話、森川如春庵との記憶、黒樂「時雨」で茶を飲んだお話、などなど話は尽きることがありませんでした。(メチャクチャ面白いお話でした!)

青松葉事件(城内に石碑あり)で犠牲になった方々のお話もありましたが、北海道開拓(内浦湾に面した八雲町)にあたった尾張藩の人々に徳川慶勝が大きな財政援助を行なっていたという話は初耳でした。
個人的には、維新の北海道開拓は映画「北の零年」(モデルは徳島藩)のイメージがあまりにも強かったものですから…。

お茶の話がどこかへ飛んでしまいました。

二席目は、お昼ごろから降りだした小雨の中、裏千家・庄司宗文氏のお席に入ることにしました。
傘をさして待ったかいがあり、初めて「又隠(ゆういん)席」に入ったのですが、この茶室は裏千家家元「又隠」の写しです。
千宗旦が今日庵を設けた後、新たな隠居所を建てる際に、また隠居するという意味から名付けたのが「又隠」。
いつもは使用しない茶室ですが、今日は野点席の予定が雨のため、こちらに移ることになったそうです。


※瓦屋根の右側、屋根の突き上げ窓が見える茶室が「又隠席」。

帰りには、天守閣木造復元イメージVR映像を体験し、そして新しく公開された「湯殿書院」と「黒木書院」を見学。


※湯殿書院。扉の中に湯船はなく、すのこ板になっていて所謂サウナとか…。

城内広場では「菊花展」が催されていました。