大寒

今日は(から)二十四節気の「大寒」です。

暦によれば、寒の後半に当たり、極寒の時期で、各地で最低気温を記録する、とあります。
また、この頃に汲んだ水は長持ちするといわれ、酒の仕込みが行なわれるとも…。

そう云えば、先日のラジオR1で岐阜・高山の「酒蔵めぐり」が紹介されていました。
高山市内の6カ所の酒蔵が一週間交代で夫々の酒蔵を公開し、見学後は試飲まで出来るという、お酒好きにとってはたまらない催しが行なわれているそうです。(3/2迄)
話を聞いていて「高山か、いいなぁ…」と一瞬心がグラリと揺れましたが、直ぐに「この時季、きっと寒いだろうなぁ…」と思い直しました。

酒店で高山の地酒を買ってきて、暖かい部屋で飲むのがどうやら無難なようです…。(軟弱!)

ところで、二十四節気は、月の満ち欠けによって暦月(一月~十二月)を作っていた旧暦(太陰太陽暦)の時代に、暦月と季節(太陽の運行)を結びつけるために考え出されたもの、と理解しています。

元は中国で考え出されたものが、仏教の伝来と共に日本にも入ってきて、生活や農耕の目安に便利なことから、二十四節気が定着したのではないかと思っています。

大寒の朝、ふっと頭に浮かんできた事がありました。
二十四節気は何処を基準にして作られたものなのか、という疑問です。
日本は南北に細長い列島ですから、北と南では随分と気候が異なるはずだからです。

すぐに「都、奈良の都をおいて他は無い」と思いました。
だとすると、そもそも中国で作られた場所は、当時の都の長安(現:西安)?

早速、地図を出して緯度を確かめてみました。
世界地図では、長安(現:西安)と奈良の緯度はそんなに違わないように見えます。

「そうなんだ…」と一人勝手に納得してしまいました。
勿論、これ以上深入りすることを止めたのは云うまでもありません。

カレンダーの雪だるまが、小寒(2/6)の雪だるまより大きく書かれています。(^O^)