春分の日

今日は二十四節気の一つ「春分」。

立春から始まった春の季節のちょうど真中に当たり、太陽は真東から昇り、真西に沈むという日です。
また、春のお彼岸の中日でもあります。

お昼は自家製の牡丹餅(ぼたもち)でした。

春分の日は、日出から日没までの昼の時間と、日没から日出までの夜の時間が同じと云われていますが、実際は昼の時間の方が夜の時間より少し長くなります。
名古屋では、今日の日出は5時54分、日入は18時5分、昼の時間は12時間11分となっています。

フリー百科事典「Wikipedia」には、昼が長くなる理由について幾つか記されています。
太陽の上端が地平線と一致する時刻を日出・日入としていますから、昼夜の時間にずれが生じることは直ぐに解りますが、加えて大気による光の屈折が大きく影響しているようです…。(ここは、深入りはしない方が無難です。)

シュンラン(春蘭)がたくさん花をつけました。

花を摘んで、湯に通して食べてみることにしました。
珍しさが一番でしたが、食感はちゃんとありました。(^O^)

詩歌をちこち 【梅花香】

|『古今和歌集』巻第六 冬歌 334
| 題しらず   よみ人しらず
梅花それとも見えず久方の あまぎる雪のなべてふれれば
  この哥ある人のいはく、かきのもとの人まるが哥也

〔大意〕梅の花はどれがそれだとも見きわめられない。かき曇る雪が一面に降っているので。

*和歌出典『新編国歌大観』(角川書店)
*大意出典『新日本古典文学大系』(岩波書店)