コロナ禍の影響を受けて、昨年からzoomを用いた知人との会話やオンライン講座を月に1，2回程度利用しています。
virusの心配はしなくてもいいのでとても重宝しています。

不特定多数の人々が集まるリアルな集会や講座は感染リスクを伴うことから、代わりにオンライン上での会議や講座が開催されるご時勢となっています。

一昨日、生物学者・福岡伸一氏のオンラインイベントを視聴しました。（無料！）
タイトルは、記者サロン「福岡伸一さんにきく～『新・ドリトル先生物語』誕生秘話～」。

朝日新聞に連載中の小説「新・ドリトル先生物語」が生まれるに至った経過を含めて、赤道直下のエクアドル領・ガラパゴス島を訪れた体験談などは、具体的で分かり易く、気が付けば云わんとする処へ誘われていたような、あっという間の1時間でした。
とても面白かったです。

同氏の著作は何冊か読んだ覚えがありますが、特に『動的平衡』の考え方はとても新鮮でした。

例えば、身体の組織や細胞の中身は、食物として摂取した分子に更新され続けながら一定の状態を保っていて、そうした「動的平衡」を維持することが「生きている」ということ、等々。

動的平衡を維持するために、食物をとり続ける……。
確かに！

オンラインイベントでも紹介された福岡伸一氏の最新刊『生命海流GALAPAGOS』は是非読んでみたいと思っています。

公園のハンゲショウ【半夏生】が見頃を迎えています。
ドクダミ科の多年草です。
『日本国語大辞典』には、「和名は、半夏生の頃に白い葉をつけるからとも、また、葉の半面が白いのを半分化粧したという意味からともいう。」とあります。
別名、カタシログサ【片白草】とも。