柚子まんじゅう

正月料理余り物の柚子と年を越して硬くなった饅頭を利用して「柚子まんじゅう」を作りました。
数年前にも作ったことがある手作りの美味しいお菓子です。

単行本『菓子珊珊(さんさん)』(平凡社)に載っているお菓子の一つで、初出は表千家同門会機関誌『同門』平成29年12月号の「菓子珊珊」。

作り方はいたって簡単。
①柚子の側面を少し切って、中身(実)を取り出します。
②中身を取り出した柚子の中に、小分けした饅頭を詰め込みます。
③①の切った柚子で蓋をし、アルミ箔で底から側面まで覆って蓋がはずれないようにします。
④初めは中火、続いて弱火で20~30分蒸します。

輪切りにしていただきました。
お饅頭だけでも美味しいのに、柚子の皮を香りと共にいただけるなんて贅沢なお菓子です。
実際に手造りした約一名によると、今年は饅頭にお砂糖を少し加えて甘味を増したそうです。

一服のお茶と共に美味しく頂戴しました。(^^)