朝のNHｋラジオで気象予報士が発した言葉は「今日は一円玉天気です」。(^^)
これ以上崩れない・崩れようがないほど安定した良い天気という意味のようです。

その言葉通り、日中は雲一つない青空と春の暖かい陽射し、そしてほとんど無風の穏やかさで、これ以上はないほどの好天気に恵まれました。
奇しくも、今日は二十四節気の一つ「清明」。

万物が清浄明潔、清らかで明るい気が満ちる頃の意とあります。

草木はぐんぐん成長し、いつの間に？というほどの速さで芽が出たり、花が咲いています。
公園では、ソメイヨシノ、大島桜、山桜が満開となっています。
また、ハルリンドウ【春竜胆】が満開です。

茶席でも使われるリキュウバイ【利休梅】も咲いています。

リキュウバイの別名はバイカシモツケ。
『角川俳句歳時記』によると、「中国原産のバラ科落葉低木」で「四、五月頃、径四～五センチの純白の五弁花を六～十個総状に開く。梅の花の白さとしもつけの花形に似るところから牧野富太郎は「梅花下野（ばいかしもつけ）」と命名。利休梅の名は関西地方の植木屋の間から発生した。」との説明でした。

シャガ【射干】も咲き出しました。

❖

https://www.shinoryu.jp

上記は、大本山増上寺で5月28日に行なわれる蘭奢待献香式に関する志野流香道特設サイトのURLです。
様々な関連行事が予定されているようで、チケットの取り扱いも一部始まっているようです。（準備中の催しも…）

🔳令和蘭奢待献香式・献香式記念特別聞香席
A) 令和蘭奢待献香式のみお申し込み
日 時： 令和4年5月28日(土) 11:00-12:00
会 費： 8,000円（献香式券・記念品）

B) 令和蘭奢待献香式、献香式記念特別聞香席（5/28）のお申し込み
日 時： 令和4年5月28日(土)
11:00-12:00　令和蘭奢待献香式
13:00-16:00　献香式記念特別聞香席
会 費： 35,000円（献香式券・名香/銘香席券・組香席券・茶席券・記念品）

C) 献香式記念特別聞香席（5/29）のお申し込み
日 時： 5月29日 (日) 10:00-16:00
会 費： 27,000円（名香/銘香席券・組香席券・茶席券・記念品）
※サイトから削除されました！（4/6確認）

以下は、準備中とあります。

🔳聞香体験会
日 時： 展覧会期間中随時（令和4年4月16日（土）～6月26日（日））
会 費： 3,000円

🔳関連イベント
展覧会期間中（令和4年4月16日（土）～6月26日（日））

ただし、名香／銘香席・組香席で炷かれる香木は、志野流に代々伝わる「家木」で「蘭奢待」ではないとの注がありました。

今日の東京のコロナ新規感染者数は約7千人で、下げ止まって（高どまって）いるように見えます。
５月末の感染状況を予測することは困難ですが、感染状況が落ち着き、行事が無事に行なわれることを祈るばかりです。

そうそう、今日は七十二候の「玄鳥至（つばめきたる）」。
ツバメが南から渡ってくる頃となっていますが、既に３月下旬に近くの電線に留まっているのを見ました。
今年は渡りが早いのでしょうか？