Eテレ 茶の湯 裏千家
12月5日(月)から、Eテレ「趣味どきっ!」で「茶の湯 裏千家 一陽来復 開炉から迎春に寄せて」が始まります。(全八回)
先日、Eテレで番組の紹介があり、興味深く視聴しました。
今年の春は「茶の湯 表千家 掃径迎良友」、裏千家の前回となると2020年春のことですから、3年ぶりです。
丁度、コロナ騒ぎが始まり、緊急事態宣言などが発令されるに至った頃でした。
あれから3年近く経とうとしていますが、コロナの猛威は収まることなく、現在第8波の真っただ中にあり、今日の新規感染者は東京で12,332人、愛知県で7,358人と、当初は二桁の新規感染者で大騒ぎしていたことを思うと隔世の感があります。
もう、すっかり数字に麻痺してしまったようです。
番組紹介の中では、お辞儀の仕方が映し出されていましたから、基本的には従来通りの進行になりそうです。
まぁ、茶の湯の基本は変えようがないと言われると、その通りですが…。 (^^)
コロナ禍の三年間でオンライン上でのやり取り、YouTubeを初めとする動画配信が飛躍的に進んでいます。
炉・風炉の平点前、灰手前などが数多く投稿されています。
スマホ・パソコン等で動画を見れば一目瞭然、何回でも繰り返し視聴できます。
点前の順序だけを覚えるなら、所謂「先生」は要らない時代と云えなくもありません。
特に若い人・学生さんたちはスマホの動画をとても便利しているようです。
でも、点前順序は茶の湯のほんの一部に過ぎません。
文化としての茶の湯を学ぶには、矢張り師匠の門を叩くことになるのかと…。 (^^)
取り敢えず、来週5日(月)の第一回を楽しみに待ちたいと思います。
椿の「侘助」が、数日前から咲き出しました。炉の茶も佳境に入ってきます。
YouTubeの動画を見て「そうなんだ!作れるんだ!」と閃いたのが「火入れの灰」の作り方。
煙草盆に置かれている「火入れ」は見どころの一つとなっていますが、灰形の筋を火箸一本で作るのが裏千家流の定番。
ならば、香炉の灰も灰押えを用いずに火箸一本で作れることに思いが至りました…。
古書にはありますが、今まで何となく確信が持てずに半信半疑だった事柄です。
今日から12月・師走。
寒波到来で気温は上がらず、急に寒くなりました。
風邪を引かないように、コロナを拾わないように、注意一番の日々が続きます。 (^^)