アサギマダラ

今日は二十四節気の「寒露」。(黄経195度)
天明七年の『暦便覧』には、「陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすればなり」とあります。
愛用の『新暦・旧暦カレンダー』には「朝夕の冷え込みがいちだんと増し、秋草の葉に冷たい露がつくようになる」とあります。

ここ一週間で、真夏のような陽気から一転、秋を通り越して、はや初冬到来かと惑わせるほどの朝夕の寒さとなりました。
半袖から長袖へと衣替え、暖房器具も出してスタンバイOKです。
富士山の冠雪が先日伝えられましたが、YouTube上で眺める上高地からの穂高連峰も雪化粧でした。
美しい懐かしい光景です。

今日は、公園内の数カ所でヒヨドリバナ【鵯花】に止まるアサギマダラ【浅黄斑蝶】に出会いました。
先日、初飛来の一匹(頭)を観測していましたが、今日はぐんと増えて計10匹(頭)ほど…。
我家の鉢植えのフジバカマ【藤袴】にも飛来してくれることを切に切に願っています。 (^^)

公園ではミツバアケビ【三葉木通・三葉通草】の実が割れていました。

これから足早に秋が深まっていきそうです。
七十二候では「鴻雁来(こうがんきたる)」、雁が北から飛来し始める頃となっています。
つい一週間前まで、暑い、暑いと言っていたのに、すっかり季節は秋に様変わりしています。

今年は冬の訪れが早いのかもしれません…。