花盛り

新年度が始まりました。
新入社員や新入生にとっては、新しい世界への大きな期待とちょっぴりの不安が入り混じった、生命力みなぎる時期と云えるかもしれません。
当方にとっては、そんな時期もあったかなぁ…と朧げに振り返る程度ですが、服装・制服から如何にもそれと思われる人を街中で見かけると、思わず微笑んで「頑張って!」と心の中で応援したくなります。

先月3月18日に銀閣寺で志野流香道の家元継承式を行い、21世を継いだ蜂谷一枝軒宗苾家元には香道発展のためにご活躍されることを願っています。
家元継承のお披露目香席は、いずれ大々的に催されるのではないかと勝手に推測しています。 (秋頃?)
今月4月15日には、名古屋・松隠軒で志野忌が催されると伝え聞いています。
この日は、旧暦の三月十八日にあたり、流祖・志野宗信が没した日とされているようです。
21世家元としては最初の志野忌となり、参席者には何かしらの言があるのかもしれません。

季節はすっかり春です。(寒の戻りはありましたが…)
季節の植物が次々と芽を出し、花開いています。

※ウグイスカグラ【鶯神楽】

※ヒトリシズカ【一人静】

これら以外にも、白玉椿、山吹、雪柳、連翹、クリスマスローズなどが花開き、遅まきながら水仙の花芽がぐんぐん立ち上がっています。
山芍薬の花ももうすぐです。

外組21番【三夜香】

香五種
待宵 として 二包に認無試
外香 として 一包に認無試
十五夜として 三包に認無
十六夜として 二包に認無試
外香 として 一包に認無試

右、何れも試なし。九包なり。右を左の如く三包づつ結び合せ、
待宵待宵外香一包入れ一結びとす。
十五夜三包を一結びとす。
外香一包に十六夜二包を一結びとす。

三結びむすびながら打ち交ぜ、一結びづつ炷き出すべし。尤も包の前後違わぬように取り扱うべし。九包無試なれば外香の前後と三種同香とのわかちにて正聞にすべし。たとえば初め二種同香にて終り一種別香と聞くは待宵なり。三種とも同香と聞くは十五夜なり。初め一種別香にて後二種同香と聞くは十六夜なり。各聞きの通り名乗紙に書き付け出すべし。当りに点掛ける。又、当りに応じて聞きの下、数の所に名目あり。左の如し。

全の人には 秋月と書
待宵ばかり当りの人には 待宵と書
十六夜ばかり当りの人には 十六夜と書
十五夜ばかり当りの人には 有明と書

右、名目何れなりとも書くべし。点数書くに及ばず。考うべし。尚、記の面にて順知有るべし。左のごとし。

(記録例 略)

きろく是に順ずべし。