夏至

今日は二十四節気の「夏至」。(黄経90度)
北半球では太陽の南中高度が最も高く、昼が一番長い日となっています。
名古屋での日の出は4:38、日の入は19:10とありますから、昼は14時間32分ということになります。(確かに長い!)
個人的には、朝四時半には既に明るいなんて、夢うつつでとても信じられません。 (^^)

名古屋の梅雨入り宣言は先週の月曜9日、以後それなりの梅雨空と思しき一週間でした。
今週は晴れの日、しかも暑い日が続いていて、17日~19日の三日間は35℃超えの猛暑日となり、梅雨の中休みどころか梅雨明けしたようなお天気となっています。
エアコンなしではとても身体が持ちません。
今日も名古屋の最高気温は31.9℃、昨日に続いての真夏日でした。

これから迎える7月、8月、9月の暑さが今から思いやられます。

公園の白いクチナシ【梔子】の六弁花もそろそろ終わり。
詩歌では、実が熟しても口が開かないことから、「口無し」とかけて詠まれることが多いとか…。

口なしの花はや文の褪せるごと 中村草田男

庭のオカトラノオ【岡虎尾】も旬の時期を過ぎようとしています。

外組33番【烟雪香】

香三種
烟として 六包に認め内一包試
雪として 右同断
客として 三包に認め内一包試

右試み終りて、煙の香雪の香十包を交ぜ合せて、内二包祓い客香二包入れて打ち交ぜ十包炷き出す。尤も二炷づつにて札打つべし。札打ち様、左のごとし。

煙々と聞くは 烟 の札
雪々と聞くは 雪 の札
客々と聞くは 客 の札
煙雪と聞くは 浦雪の札
雪煙と聞くは 峯雪の札
煙客前後にても 塩竈の札
雪客前後にても 炭竈の札

右、札とあれども名乗紙にて聞くべし。打ち交ぜて聞くゆへ同じ香の出数々ある事あり。其の時は同じ札多くあらざれば打ちがたし。考ふべし。尚、記の面にて准知あるべし。左のごとし。

(記録例 略)

きろく是に順ずべし。