熱田さん
昨日15日(土)は熱田神宮月次茶会の日。
久しぶりに?ノコノコと出かけて楽しんできました。
蓬庵の濃茶席は志野流、又兵衛の薄茶席は表千家長生会の担当となっていました。
濃茶は各服点ではなく、従来通りの複数人による回し飲みで、コロナ禍以前に戻ったような感覚でした。
今月15日は七五三の日でもあり、着飾った子の手を引く親御さんの姿が見られました。
思わず微笑み、「ああ、そういう時代もあったねぇ…」とひと時懐かしく思い出しました。
子の健やかな成長を願う親心はいつの時代でも変わることはありません…。 (^^)
七五三については、以前に当ブログで記事にしたことがあり、サイト内検索をしてみたところ、2022年11月15日に「七五三」のタイトルで記事にしていました。
読み返してみると、我ながら随分と「力」を入れて記していることが伝わってきます。
七五三縄(しめなわ)や香道の六国五味にまで話が及んでいました。(若気の至り?)
3年前の書き出しは以下のようです。
「今日11月15日は七五三の日。
男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳とに当たる年のこの日に氏神にお参りするのが習いとなっています。
『季節を愉しむ366日』(朝日新聞出版)には、三歳の「髪置きの儀」、五歳の「袴着の儀」、七歳の「帯解きの儀」という、公家や武家が子どもの成長を願って行った別々の儀式に由来し、江戸時代に五代将軍・徳川綱吉が息子の徳松の袴着を祝った日にちなんで十一月十五日の日取りが定着した、とあります。」(以下略)
実は、記事にしたことをすっかり忘れていたのです…。

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外組56番【十一炷香】
香六種
一として 二包に認め内一包試
二として 二包に認め無試
三として 右同断
四として 右同断
五として 右同断
客として 一包に認め無試右、一の香一包試みとして残り十包を左の通り結び合せ置くなり。
一二、二三、三四、四五、五客
と五結びにすべし。但し、前後は打ち交ぜ結ぶ也。結び紙に一二三四五と番付をすべし。さて一の試み終りて、本香一番より順々に炷き出すべし。十度に炷くなり。聞き様は初めの一の香試して覚え置く故、本香一番目の内に一種替りたる香出るを二の札打つべし。さて二番の内、二の香と思わば二の札打ち、別香と聞くは三の札打つべし。いづれも正聞なり。其の外、皆々同じ心得なり。考ふべし。札の表、常のごとし。裏一は一枚、二は二枚、三は二枚、四は二枚、五は二枚、客は一枚なり。なお記の表にて考ふべし。左のごとし。(記録例 略)
きろく是に准ずべし。