清風生八極
寒の戻りの寒さから一転して、温かい日差しに恵まれた昨日15日、長岡京市の光明寺で開催された「お香とお茶の会」に参加してきました。
香老舗・松栄堂が主催している京都での会で、今年は49回目になるとか…。
年明けの1月5日には案内メールが届き、流石に松栄堂さんは段取りが速い!と感嘆したものでしたが、二か月余はあっという間に過ぎてしまいました。
光明寺は山裾を巧みに開いた広大なお寺でした。
※方丈から見る唐門(勅使門⁉)
お席は、香席二席(志野流・御家流)、薄茶席二席(表流・裏千家)、煎茶席・松月流の五席に点心席(実に広い!清静!)が整えられていました。
志野流の香席を予約しておいてから、先ず入ったのが表流の薄茶席。
掛物は不識斎筆「柳に鴬」で、二月なら「梅に鶯」が定番でしょうがもう三月半ばですから…という言葉に納得でした。
小棚は「江岑棚」でしたが、元となる「三木町棚」の由来(和歌山の地名・三木町と三つの材木から作られたという棚)の話が面白かったですね。
次に、時間予約の通りに志野流の香席へ。
組香は「駒止香」、そうそう今年は午年でした…。
香は三種「井出の玉川・佐野の渡り・宇治より渡る」で、それぞれ試みを聞いた後、出香三包がそれぞれどれであるかを聞き当てるというもの。
結果は一つだけ当りでした。(結構、自信はあったのですが…)(^^)
三種の香銘は[春遊・うす霞・匂司]でした…。(匂司の読みは「ほのか」)
記録紙に出香「宗玄」と書いてあるのを見て、代替わりのことを一瞬想ってしまいました。
香席を終えると丁度お昼時となり、点心席に移動して三友居さん調製の「おしのぎ」をいただきました。春の食材溢れて、美味、美味!!

最後に松月流煎茶席に入り、いつもと一味違う美味しい煎茶をいただきました。
柏谷光貞の菓銘「春乃香り」は 格別美味しい桜餅でした。
床の掛物は「清風生八極」。(清風生八極、老虎出南山)
渡辺宗匠のお話は味わい深く面白く、すっかり聞き入りました。
来年は節目の50回目、会場がどこになるのか今から楽しみです。 (^^)
※シュンラン【春蘭】