秋の家元行事
今日は(から)二十四節気の「寒露」。(黄経195度)
天明七年の『暦便覧』には「陰寒の気にあふて露むすびこらんとすればなり」とあります。
七十二候では「鴻雁来(こうがんきたる)」(かりが北から飛来し始める)。
新暦・旧暦カレンダーには「朝夕の冷え込みが一段と増し、秋草の葉に冷たい露が付くようになる」と書いてありますが、予報では、真夏日にはならないまでも夏日がしばらく続くとのことで、寒露を実感するのはもう少し先になりそうです。
メディアでも報じられていますが、今年は暑さのために彼岸花の開花が遅くなり、最近になってやっと見られるようになりました。(写真は公園の彼岸花)
そうそう、アサギマダラがヒヨドリバナに留まっているのをこの秋初めて見ました。 (^^)
この夏は、猛暑・猛暑ですっかり出不精になり、秋の気配が漂い始めてからも、足がなかなか外へ向きません。
それでも用事があれば出かけることになり、お茶会もそろそろですが、気分的には「一仕事」という感じです…。
志野流香道のHPを久しぶりに、本当に久しぶりに開いてみました。
コロナ禍前から「準備中」でしたが、現在も依然として「開設準備中」とあるものの、PDF形式で「令和6年 秋の家元行事のご案内(PDF)」が追加されていました。
[サイト] https://www.shinoryu.jp
9月吉日付けのPDFには、以下の三件の行事が紹介されています。
・天武忌献香の儀 10月8日 薬師寺 五千円 聞香席有
・重陽の節句祭献香式 10月9日 春日大社 一万円 聞香席有 直会(なおらい)付
・秋季大会献茶及び献香式 10月15日 熱田神宮 五千円 濃茶・薄茶席有
今後の定期的な発信に期待するところ大です…。 (^^)
※公園のシモバシラ【霜柱】
※ハギ【萩】