七草粥の日

今日1月7日は五節供の一つ「人日(じんじつ)の節供」。
七草(種)粥を食して一年の無病息災を祈る日となっています。
今朝は習いにしたがって七草粥をいただきました。

粥に入れる具材は、スーパーで販売していた「春の七草」パックによるもの。(超便利!)
春の七草は「せり(芹)・なずな・ごぎょう(御形)・はこべら・仏の座・すずな・すずしろ」の七種で歌にも詠みこまれています。
もっとも、個人的に馴染みがあるのは、芹(せり)、蕪(かぶ)の異名のすずな、大根の異名のすずしろ、…ぐらいでしょうか。

「人日の節供」は中国の古人たちが、その年の運勢を占ったという日。
元日から、鶏、狗(いぬ)、猪、羊、牛、馬を順に占い、七日目が人だったとか…。
一体全体、どのようにして占ったのでしょうか、動物の順序とともに興味があります。

云うまでもなく、これらはもともと旧暦一月七日の行事でした。
現在でも、七草粥は旧暦一月七日(今年は2月4日)にいただくという処がきっとあるように思います。 (^^)

ところで、一昨日の5日は二十四節気の一つ「小寒」でした。(黄経285度)
天明七年の暦便覧には「冬至より一陽起こるがゆへに陰気に逆らう故、益々冷る也」とあります。
一年中で最も厳しい寒さが続く所謂「寒の内」に入りました。
小寒・大寒と続く約一ヵ月間、寒いのはねぇ、しばらくの間、辛抱するしかありません。

外組6番【杜若香】

香三種
一として 三包に認内一包試
二として 右同断
三として 二包に認無試

右、試み終りて出香六包打ち交ぜ炷き出すべし。札にても記紙にても聞くべし。三の香傍書に妻しあれはと書くべし。無聞の人、点数の所に無と書くべし。其の外、数を書き、全の人は叶と書くべし。なお、記録の面にて能々可考。左の如し。

(記録例 略)

きろく是に順ずべし。