香道一口メモ・76

昨日に続いて、今日も小春日和の一日でした。

こんな日はテニスに限るとばかりクラブへ出かけ、一汗、二汗かいてきました。

「らじる★らじる」で配信している松栄堂主人・畑正高氏の講演記録「日本人と香りの美」シリーズをCDに落して、気が向いたときにCDラジオで聞くともなしに聞いています。

博学です。お話が超滑らかです。とても勉強になります。

香道一口メモ・76【香袋 志野袋】

布は金襴緞子(きんらんどんす)、錦、広東の類で片身替わりの丸形が常法。香包、銀葉包を入れ、長緒の部分で十二ヶ月のいずれかの花結びをして香盆に置き手前に用いる。また香会に参加する時、香包を入れ、持参する用とする。指枝(さしえだ)袋=香会の際、中に各自の香包を入れて花台におき、造花をさし飾るもの。床の装飾品ともする。

◆志野袋と指枝袋

※鳩居堂カタログより

※図録「香の文化」より

※指枝袋は、宿直物(とのいもの)袋を模して作られたものと聞いています。