旧元日・福寿草
暦を見ると、今日は旧正月一日です。
2018年になってから45日も経過しているのに、今更、旧暦で「年が明けました」なんて云っても「ふ~ん」と鼻であしらわれそうです。
全くその通りで、旧暦の時代ならいざ知らず、現代ではまず意識することはありません。
関連事項といえば、当然の事ながら「新月」であることぐらいでしょうか…。
尤も、中国では「春節」として大々的にお祝いし、一週間程度のお休みに伴う民族大移動で、日本へも旅行者がどっと押し寄せているようです。
名古屋の繁華街でも団体旅行者を良く見かける時期となっています。
しばらく「冬籠り」している間に、鉢植えの福寿草が二輪、花を咲かせようと必死にがんばっていたようです。
鉢ごと地面から抜いて、室内へ入れれば明日にでも咲きそうな感じですが、今年は外で鑑賞しようと思っています。
香道一口メモ・128【香炉の位置】
たんなる焚香(ふんこう)の意味からいえば、香炉はいずれに置いてもよいのであるが、香道では香をたく対象物とか目的により、その位置を定めている。床の中央は掛け物に対し尊敬の念を表す場。神仏・祖先・先師への供香炉を置く。墨蹟、山水花鳥の画なら筆者に敬意を表する意味もある。座香用は床の上座か下座、空だき用は附け書院か違いダナに飾る。