シャラの花の一番咲き

梅雨入りの前にシャラの花が咲きました。
ツバキ科で、朝に五弁の花を開き夕べには散ってしまう一日花です。
夏椿とも呼ばれますが、ポトリと落ちる姿には潔さの美学を感じます。(ホント?)


※午後、咲いていることに気づいて撮った写真なので、花はちょっとお疲れ気味です。

今日のNHKTV・Eテレ「日曜美術館」は、三井記念美術館で開催中の没後200年記念「大名茶人・松平不昧」展を取り上げ、ゲストと共に不昧公の人物像に迫るという内容でした。

※国宝「玳玻盞 梅花天目」(相国寺蔵)

個人的に、ビックリしたのはタレントのルー大柴が出雲歴史伝承館の茶室「独楽庵」のゲスト案内役を務めていたこと。(^O^)
ルー大柴は遠州流の師範をつとめている方ですが、例の調子で「みんな TOGETHER」、「ベリービッグなガーデンだな」などと紹介し、視聴者を和ませていましたネ。

松平不昧・没後200年記念の展覧会は畠山記念館でも催していて、こちらのタイトルは「大名茶人 松平不昧と天下の名物」。
会期はどちらも6月17日までとなっています。

香道一口メモ・163【伽羅目利②】

唐船が伽羅を輸入すると、通詞が重量、本数の明細書を作成、検分の後、収蔵する。つぎに中国人と日本の役人の立ち会いのもとに伽羅についた異物を除去し、伽羅目利が鑑定し価格を定めた。香は少量で高利益が得られたから密貿易でも輸入されたことは知られている。今はおもに香港の漢方薬業者から薬種問屋が買い入れ薫香屋が裁断し販売する。