名城市民茶会

好天に誘われ、春の名城市民茶会に出かけました。
席主さんは、猿面席が志野流の堀口宗然氏、野点席が裏千家の庄司宗文氏でした。

猿面席の寄付きで拝見した茶杓の銘は「黄鳥(こうちょう)」。
辞書で調べてみますと、
①こうらいうぐいす(高麗鶯)、②うぐいす(鶯)の異称
とあります。

高麗鶯は全長約26cmで、ツグミより大きく雌雄ともに美しい黄色だそうです。また、鳴き声がよいことからウグイスの名があるとか…。
(ネットで高麗鶯の写真を見ましたが、鶯の趣とはちょっと…)

野点席を担当された庄司宗文氏のお席は、趣向を凝らしたお席になっていることが多く、毎回楽しみにしているのですが、今年は床几に緋毛氈を敷いた上で「千歳盆」のお点前という、思ってもみない展開でした。

遊び心、満開のお席でしたね。

名城市民茶会(福寿園のしんど籠がきいています)

満開とはなかなかいかないのが、今年のソメイヨシノ。
見ごろは今週末になりそうです…。(o^-^o)

名古屋城桜