さくら狩
近くの桜並木は満開を過ぎて少し色が落ちてきたように感じます。
でも、まだまだ「さくら狩」は楽しめそうです。
「さくら狩」という雅な言葉に引かれて、何気なくネット検索したところ、開けてびっくり玉手箱、ヤフオクに出品されている香木に出くわしました。
木所 伽羅
味 甘鹹辛
品 中々
銘 さくら狩
家元の極がある香木で、四半世紀前の日付と花押のあるものでした。
この香木2gのオークションには、66件の参加があり、結局71000円で落札されています。
1gあたり約35000円ですから、昨今の伽羅事情からすればそんなところかもしれません。
香木の価格は、ここ数年で随分高くなっていますから…。
日本の伝統文化も、家族の中に後継者がいなければ、オークションに出品される時代になってきたということなのでしょうか。
「さくら狩」という雅な言葉とは裏腹に、俗世にまみれたお話しになってしまいました。
ところで、昨日の吹雪白玉椿の花は紅い斑がかなり入っていましたが、今日開いた花は昨日ほどではありませんでした。
どうやら、色々なようです。(o^-^o)