香道一口メモ(2)
台風18号が鹿児島に上陸し、日本列島を北上しています。
河川の氾濫、土砂崩れ、浸水等の被害が出ないことを願うばかりです。
昨日から、香道一口メモを順不同でblogにアップしています。
芸道はすべて実技を伴うものなので、字面だけで内容を理解・把握するには矢張り限界があるようです。
でも、「フム、フム」と頷けることがあるのも確かです。
香道一口メモ(2)【香道用語②】
火取香炉から聞香炉にたどんを移すのを「取る」逆に灰状のたどんを抜き出すのを「はなつ」。はなった後の灰に熱を消すという意味から水の字をもじった十文字の火ばし目を付ける。これは火炎を「切る」という。銀葉は一葉、二葉と数える。香木が銀葉から落ちたり香炉の外へ散るのを「走る」これは要注意。この場合の香は木香ばしで拾う。
※上は鳩居堂の香炭団です。京都では、松栄堂、山田松香木店、負野薫玉堂などの香老舗でも香炭団は製造販売されています。