昨夜は皆既月食。今日から2月。
今日から2月です。(尤も、旧暦ではまだ十二月十六日です。)
昨夜は皆既月食が名古屋でも観測され、夜のTVニュースには北見市での月食が映しだされていました。
※報道ステーションよりパチリ!
赤銅色に染まった月は、意外や意外、けっこう明るく見えましたね。
なんでも、地球の大気層を太陽光が通過する際に、波長の短い青色付近の光は散乱され、結果として波長の長い赤付近を強めに含む光が月を照らすために、赤銅色に見えるのだとか…。
三年前の皆既月食もこうだったっけ?と呟きながら少し眺めただけで、早々に部屋に戻りました。
明後日は節分。
豆撒きです。鬼は外です。福は内です。
節分は立春・立夏・立秋・立冬の各前日、文字通り季節を分かつ日ということになりますが、年4回もあるのに最も(唯一?)馴染みがあるのは立春の前日の節分だけです。
それだけ、草木萌え花咲く春を待ち望んでいるということなのでしょうか。
明後日は、勢いよく「鬼は外、福は内」と叫ばなければなりません。(ご近所に聞こえない程度に…)
香道一口メモ・122【線香】
白檀・丁子・安息香・沈水香などの粉末をたぶの木の樹皮や葉、杉の葉の細末と練り固めて棒状、うず状に製したもの。製法の伝来は江戸時代と比較的新しい。多くは仏前に供するが、沈水香の多い上品なら空だきの代用になる。杉の葉の多いのは駄線香。使用起源は現在でも蚊取り用があるように虫よけらしい。今では香水入りが作られ、輸出される。
★「沈水香の多い上品なら空だきの代用になる」とありますが、煎茶道では確かに線香が用いられています。茶道では、風炉の時季は白檀の角割、炉の時季は練り香が約束事になっているようです。
★タブノキはクスノキ科の常緑高木。