春一番が吹きました
東海地方で「春一番」が吹きました。
待ち望んでいた春の兆しで、心も浮き立つような響きの「春一番」です。
昨夜から今日朝方にかけて強い南風が吹いたようで、朝になって植木鉢が二、三個倒れていましたから、風はかなり強かったようです。
春一番は、立春を過ぎてから(春分までの間に)最初に吹く強い南風のことで、風速7~8m/s以上が目安になっているとか…。
弥生三月、嬉しい春の到来です。
今日は七十二候の「草木萠動」にあたり、草や気が芽生え始める日となっています。
ユキヤナギ(雪柳)も昨夜の雨で一気に芽を吹き始めました。
香道一口メモ・135【伽羅の名①】
きゃらの道とは正しい道(伽羅は沈水香なので、沈を仁にかけていった語)、伽羅の春はめでたい初春ともうるわしい春とも。きゃらを言うはお世辞をいうで、伽羅者はお世辞のうまい人、愛想のよい人。伽羅平(へい)はお世辞で人のきげんをとる者を人名のようにいった語。伽羅多き人は富裕者。伽羅男、伽羅女(め)は美しい男女のこと。