MIHOミュージアム・曜変天目茶碗
今日は滋賀県甲賀市信楽町にあるMIHOミュージアムに車で行ってきました。
お目当ては国宝の曜変天目茶碗をはじめとする大徳寺・龍光院所蔵の貴重な品々。
春季特別展のタイトルは「大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋(はそうあい)」です。(草鞋=わらじ)
※パンフレットの表裏
普段は一般拝観謝絶の龍光院所蔵の品々203点が大々的に展示されるのは恐らく今回が最初で最後?
MIHOミュージアムで開催されるに至った経緯は知る由もありませんが、ミュージアム館長が茶の湯研究の第一人者である熊倉功夫氏であることと、無縁ではないように感じています。
※ミュージアムへのアプローチ。枝垂れ桜が見事です。
※トンネルを抜けます。
※つり橋を渡ります。
※階段を上がると美術館入り口です。
※入口付近のロビーです。
三期に分けて展示品は入れ替えがあるようで、国宝の密庵(みったん)墨蹟は展示が終わっていましたが、同じく国宝の曜変天目茶碗は通期の展示でしっかり眺めることができました。
江月宗玩を中心に据えて、墨蹟、肖像画、仏具、茶道具などなど、展示されている品々の全てがお宝という印象で、一つ一つに見ごたえがありました。
※曜変天目茶碗のポストカード
常設展も中国、アジア、エジプトの見事な美術品の数々が各部屋に上手くレイアウトされていて、こちらも見ごたえがありました。
音声ガイドを借りて見学しましたが、龍光院関係の音声案内は熊倉功夫氏によるナレーションでとても勉強になりました。
また、常設展の音声案内もよく工夫されていてしっかり楽しめました。
MIHOミュージアムの一日でした。(^O^)