令和最初の茶会

令和初日は昨日同様、小ぬか雨の一日。
名古屋美術倶楽部では吉祥会の茶会が催され、裏千家・小塚宗康氏が席主をお勤めになりました。

改元初日のお茶会なので、関連する品々がいくつか出るのではないかと想像していました。
例えば、一行物として
嘉辰令月歓無極
万歳千秋楽未央
あるいは、佳辰令月あたりの掛物を漠然と思い浮かべていました。

読みは見事に外れました。(思えば余りにも直球が過ぎた想像でした!)

寄付の床に掛けられていたのは、又日庵の横物で「冨士画賛」。
本席の床に掛けられていたのが、玄々斎の一行で「松高白鶴眠」(松高くして白鶴眠る)
めでたさを重ね、天下太平を寿ぐような掛物でした。

次郎坊写(赤楽)と太郎坊写の茶碗で薄茶が出され、左入(六代)と長入(七代)の作と聞いた時、今日の茶道具は〔代替わり・継承〕を意識した取り合わせに違いないと納得してしまいました。

尾張藩家老を勤めた又日庵と裏千家11代家元・玄々斎は兄弟ですから、掛物もちゃんと繋がっていました。

令和初日のお茶会でした。

昨日に続いて、名古屋・両口屋是清の令和の「千なり」です。