啓蟄・手のひらで感じる四季

今日は(から)二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。
長い間、冬ごもりしていた虫が地中からそろそろとはい出てくる頃です。(啓は「ひらく」、蟄は「冬ごもりしている虫」の意)
確かに、陽射しの輝きや流れる空気に、もはや冬の面影はありません。
待ち望んでいた春の季節がまた巡ってきました…。

3月1日付、朝日新聞朝刊に名古屋の老舗「両口屋是清」の記事が載りました。
タイトルは「手のひらで感じる四季」。

8年前のことになりますが、専務の大島さんが「五感で楽しむ名古屋『和』シンポジウム」で語られた言葉は今でも印象に残っています。
「伝統とは革新の連続」
確かにその通りだと、この記事を読んであらためて思ったのでした。(^O^)

そして、禅語「客中客」の解釈には、思わず「なるほど!」と得心しました。

ところで、両口屋是清の製造拠点である小牧工場内の建物には直売店が設けられています。

写真の白い暖簾が掛かっている所が工場直売店で、定番の商品の外、生菓子も販売されています。
御近所の方々は毎日出来たての生菓子が食べられるのですから羨ましい…。(^O^)