清明・香のいろは

今日は(から)二十四節気の一つ「清明」。

愛用している「新暦・旧暦カレンダー」には以下の説明がなされています。

<「清明」とは万物が「清浄明潔」であるという意味である。各地で桜を始め、さまざまな花が咲き乱れ、一年で最も心の浮き立つ頃となり、人々は野外へ出て春の陽光の下で楽しむ時期である。>

確かにその通りですが…。

また、天明八年(1788)出版の「暦便覧」には、「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也」とあるようです。
確かに、長年親しんできた草花の芽は、顔をのぞかせただけでそれと見分けがつくものです。

※シャガ【射干】の花がぽつぽつと咲いています。

※プランターの和水仙が、桜の開花に合わせたかのように咲きました。澄んだ良い香りがします…。

大阪・中之島香雪美術館において、今日から「香のいろは」展が始まっています。(~5月31日)
「香雪」は、朝日新聞社の創業者であり茶人でもあった村山龍平(1850~1933)の雅号です。

香道具や香木・香料、そして香に関連する絵などが展示されるようです。
大阪まで出かけて、じっくり鑑賞したいと思ってはいますが、コロナがちらついて直ぐにというわけにはいきません。

様子を見ながら…ということになりそうです。!(^^)!