大暑の日

今日は(から)二十四節気の一つ「大暑」。
黄経が120度の時で、もっとも暑気が厳しい頃となっています。
梅雨明けが待たれるところですが、梅雨が明ければ明けたで、猛烈な暑さになりそうで、ちょっぴり心配ではあります。

裏千家HPで紹介されている濃茶の各服点を和楽会で早速試してみました。

普段行われている濃茶点前の流れの中に、次客以降の濃茶を各服点で如何に無理なく挿入するか、と云っても矢張り取ってつけた感はぬぐえませんが、回し飲みを避けるという点でよく考えられた点前のように感じました。

家元のビデオメッセージにもありましたが、各服点は風炉では「中仕舞い」、炉では「内隅狙い」となり、小間ではなく広間での扱いとなるようです。

裏千家流では、風炉の中仕舞いは炉の内隅狙いに対応するようです。(風炉の本仕舞いは炉の外隅狙いに対応)

ところで風炉の中仕舞いについては、流派によって違いがあるように聞いています。
私的には、裏千家流では[風炉・広間・運び+小棚]の場合に、濃茶・薄茶ともに中仕舞いになるものと理解しています。
ただし、基本的な平点前の場合であって、小習事や七事式などでは異なります。

個人的に気になっているのが四畳半の扱い。
四畳半以下は小間、四畳半以上は広間の扱いとなりますが、四畳半は小間でもあり広間でもあると云われています。
では、風炉で四畳半に小棚(例えば丸卓)を置いた場合、裏千家流ではどうなるのでしょうか?

答えは[中仕舞い、本仕舞い、どちらでもよい]の三択になります。

当たる確率は100%…?(^^)

訳のわからないことをつぶやいたようです。

和楽会の床の墨蹟窓に掛けられたのは、ヒオウギ(檜扇)と糸薄が入った賀茂川籠です。