節分2021
今日は節分。
立春前日の節分が2月2日となるのは124年ぶり、1897年(明治30年)以来のことだそうです。
立春は黄経315°となる日で、2月4日頃とされています。(3日や5日になることも)
地球が太陽を一周する時間は365.24219日で365日より6時間弱長いため、4年経てば24時間近くずれることになり、4年に一回うるう年として2月29日を設けるなどして調節していますが、今年のように2月4日からわずかにずれる年もあるようです。
今年は、黄経315°の立春となる時刻が2月3日の23時59分ですから、僅か1分のずれとなっています。
因みに、来年は2月4日05時51分に黄経315°となり、立春を迎えることになるそうです。(国立天文台>暦計算室より)
「だから何なの?」と云われそうですが、要するに立春(2月4日頃)の前日が節分ということです。ハイ。(^^)
立春、立夏、立秋、立冬の前日は文字通り季節を分ける節分。
特に立春前日の節分は、「福は内、鬼は外」の豆まきやイワシの頭を柊に挿し軒に吊るして鬼除け・厄払いをしたり、けんちん汁を食したりと特になじみが深い日になっています。
近年は、海苔業界とコンビニ業界のPRが功を奏して、恵方巻もすっかり定番となっています。
立春を一年の始まりのように考えていた旧暦の時代には、その前日も特に意味深い日として捉えられていたようです。
今年も習いに従って、小声で盛大に?豆を撒き、イワシをヒイラギの枝に飾り、けんちん汁をいただきました。
この一年、無病息災であることを願って…。(^^)
※市販の福豆で~す。
※ヒイラギにイワシ
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節分と云えば、組香に「節分香」がありました。
◆香三種
青として 二包で内一包試
黄として 三包で内一包試
赤として 四包で内一包試
◆聞き方
試みを終えた後、出香六包(青一包・黄二包・赤三包)を打ち交ぜ炷き出します。
全当りは、点数の所に「福は内」と記されます。
とてもシンプルな組香です。(^^)