「小満」の次は「芒種」
今日は(から)二十四節気の一つ「小満」。
暦には、「万物が次第に長じて、天地に満ち始める頃である。野山の緑はいちだんと濃さを増し、麦の穂が生長して稔りの時が近づく」とあります。
『季節で愉しむ366日』(朝日新聞出版)によると、「小満」の由来は、麦の穂が「少し満ちる」とする説や、穂が満ちて農家で「少し満足した」とする説など、さまざまな説があるとか…。
二十四節気には、小暑・大暑、小雪・大雪、小寒・大寒と、小から大へとほぼ半月ほどで移る節気がありますが、小満はあっても大満はありません。
「小満」から万物が次第に長じても、僅か半月では流石に「大」を伴う成長は望めません。
農家では田植えの時季でしょうが、稲穂が実るのは秋ですから…。
二十四節気の「小満」の次は「芒種(ぼうしゅ)」。
沖縄は5月4日に既に梅雨入りしています。
沖縄では、「小満」から次の節気である「芒種」にかけてを「小満芒種」と書いて「スーマンボースー」と読むとか…。
沖縄特有の梅雨の呼び名だそうです。(出処:『季節で愉しむ366日』)(^^)
フ~ン!
ホタルブクロ【蛍袋】が咲き出しました。