花もち

三月三日は五節供の一つ、上巳(じょうし)の節供・桃の節句です。
古くは中国で、旧暦三月初めの巳(み)の日(上巳)の行事として、河でみそぎを行ない不祥を払ったとか…。(中国・魏晋以後、三月三日に固定)
日本でも宮中の行事としてみそぎ祓えを行ない、曲水の宴を張るのが習わしとなり、民間では女子の祝い日として、草餅や桃酒などを食し、ひな祭りをするのが習いとなったようです。

明治五年の改暦に伴い、ひな祭りの行事も新暦3月3日にスライドしていますが、月遅れの4月3日、旧暦三月三日(今年は4月22日)に行なう処などもあり、各地に様々な風習・行事が残っているようです。

2015年にNHKEテレで放送された「グレーテルのかまど-桃の節句・松江の花もち-」を視聴したことから、近年は雛祭りに合わせて「花もち」を作ることが我家の習い?となっています。

今年も番組のレシピに従って「花もち」を作りました。
それなりに美味!

※左から、大黒・富士山・扇。(陶製の型を使用)

肝心の雛祭り・雛段飾りは、名古屋・徳川美術館の絢爛豪華な「尾張徳川家の雛まつり」にお任せと相成りました。 (^^)
江戸時代の飾りですから、親王は左側に坐しています。

※展示室前のデイスプレイ。

※美術館玄関ロビーに飾られている雛段。

なお、先日のチロルチョコの雛段は、すっかり食べられてしまい、全て空席となりました。 (^^)